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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

料理

麻婆豆腐の 辛さしみいる 秋の夜

陳健一さんがおいしい麻婆豆腐の作り方を懇切丁寧に教えてくださいました。 身近で見ると意外な調理ポイントがわかります。ああ、そこはそうやるのかと。 麻婆豆腐の歌も息子の健太郎さんといっしょに元気に歌ってくださいました。 昨夜は赤坂の「四川飯店」…

ある猛暑のとてもとても「贅沢」な一日

きのうは「ホテルニューオータニ東京」の「ベッラ・ヴィスタ」で開催された 「MAISON by Sota Atsumi」プレス試食会。 フランス料理界では日本人シェフの存在感が大きくなり、本場パリで活躍するシェフも増えました。 渥美創太シェフもそんな若手注目株のひ…

逗子の路地裏のレストランで、おおいに反省する。

メインストリートよりもサブストリートが好きで、目的もなく、足の向くまま気の向くまま、ただぶらぶらと歩きまわるのが好きだ。 先日も、夕暮れ時、なんとなく誘われるように入りこんだ逗子の路地裏で、センサーにピンとひっかかるレストランを見つけた。 …

「@台北の会」の楽しい楽しい楽しい夜!

今回の台北訪問で楽しみにしていたことのひとつが、ホテルジャンキーズクラブのメンバー・黒田さんのお嬢さん、SHOKOさんとの再会。 実は、SHOKOさん、いま「リージェント台北」でトレイニーとして働いています。 はじめてクラブのクリスマスパーティーでお…

風邪をひきそうな気配のときによく効くスープ

今年も残すところあとわずかとなりました。 ホテルジャンキーのわたしが勝手に興味があることだけを日々書いてきましたが、最後にひとつくらいみなさんのお役に立てる情報をと思いまして・・・。 なんとなーくちょっと寒気がして、あ、れ、風邪ひいちゃった…

師走のある一日

昨日は朝から「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」へ。 もうすっかりクリスマス仕様になっているロビーで同ホテルの角野さんと会い、 (余談だが、この写真を彼の元上司に送ったら「雅叙園ですか?」と・・・) 朝の東京湾をのぞむクラブラウンジで打ち…

秋うらら いとうららかな 休日かな

「秋ですっ!」 と、もう全身であらわしている感じの力強いお料理をいただいたのは 鎌倉・稲村ガ崎にある日本料理「虹(こう)」。 このなんとも華があり、鮮やかで、一枚の絵のようなお料理を作っているのは 料理長の蕗谷淳さん。 北鎌倉の「鉢の木」の元料…

ホテルは出会い、そして、再会の場

きのうは「インターコンチネンタル東京ベイ」のプレスレセプションへ。 佃シェフと東龍さんのコラボによる新潟の食材を使ったビュッフェの記者会見&試食会です。 佃シェフとも長いおつきあいですが、新しい食材を求めて旅し、常に挑戦し続ける闘うシェフで…

「グルメの会」@フィリップ・ミル(2)

chifumimurase.hateblo.jp の続きです。 「デザートは外のテラスでいかがですか?」 ということで 暑くもなく寒くもない気持ちのいい初秋の陽気のなか テラスでいただいたデザートは チョコレートの下にプラリネのアイスクリームが隠れたパルフェ。 そして、…

「グルメの会」@フィリップ・ミル(1)

きのうはホテルジャンキーズクラブのグループ会の「グルメの会」に参加。 食べることをこよなく愛する人たちが集まったのは 六本木ミッドタウンの「フィリップ・ミル」。 ひらまつ系で、シェフはフィリップ・ミル。ミシュランの二ツ星シェフのお店だ ただい…

札幌「meli melo」の1万円シェフおまかせコース、そして”触感”の問題

↓ 一つ前の記事で書いた chifumimurase.hateblo.jp 札幌「meli melo」の1万円シェフおまかせコースの内容は、次のとおりです。 まず、アミューズから フルーツトマト ホタテのソテー 一つ前のブログ記事で書いた「コーンが主役」の料理 リードヴォー アマダ…

「主役」をひきたてる脇役たちの奔放な活躍

この一見するとなんだかよくわからない料理。 主役はスイートコーン、なのだが、 上にのっている灰色のものはトリュフのアイスクリームで その上の黒い粉はいろいろな野菜をローストしたもの。 中にはカシューナッツが入っていたり、 スパイスが使われていた…

これでは ”ホテルのサンドウィッチ” として納得いかない。

日曜日はホテルジャンキーズクラブの朝食会、ブレックファストミーティング(通称BFM)。 今回は白金台の「シェラトン都ホテル東京」のロビーラウンジ「BAMBOO」にて開催。窓の向こうに緑がいっぱいに広がり、気持ちのいい空間で、かつてはよく利用していた…

84才の母の「築地ツアー」とリーズナブル感

お盆で、84才の母と築地へ。 「ねぇ、火事あったの、どこ?どこ?」とはやる母を「後でね」と制し、 まずは主目的の築地本願寺へ。 お参りのあともお寺を出るや「ねぇ、火事、どこだったの?」で 「まずエネルギーチャージしてからね」と いつものコースで…

極意はプラスするのではなくマイナスすること

遅れて届いたミケランジェロの彫刻1点だけを観に 「レオナルド X ミケランジェロ展」に再び行ってきた。 同じものを見ても人が感じることはそれぞれで 感に堪えない様子でじっと見入っている方もいれば 「このイエスはちょっと太りすぎじゃないかしらね?」…

さまざまな香港、さまざまなホテルジャンキーたち 〜「@香港の会」(7)

わたしが今回泊まった「カオルーンホテル」は 「ペニンシュラ」と通りをはさんでお隣どうし。 「ペニンシュラの裏のホテル」とも言われてるが わたしは昔から「表」も「裏」もどっちも好き。 ペニンシュラのこういう ↓ 洗練されたコロニアルな世界もいいけれ…

黄油蟹、ただこれを食べるために 〜「@香港の会」(4)

これが噂の黄油蟹、イエロー・バター・クラブ。 食通たちの間では上海蟹より美味しいといわれている蟹です。 真夏の非常に短い期間にしか食べられないうえ、 いつから入荷するかも間際になるまでわからないため 香港観光庁でもなかなかPRできないというしろ…

トランプ大統領がサミットの晩餐会でおかわりした料理とは?

↑ コレです。 政治家とは 心から大っ嫌いな人とも 心からのような笑顔で 握手したり、ハグしたりできる人である。 さて、そんな政治家なれど 食べ物についてはどうだろうか? それぞれ国も違えば好みも異なる 各国首脳たちが集まる サミット晩餐会のメニュー…

ファーストレディーたちのランチで昭恵夫人が食べた料理@タオルミーナ・サミット

サミットでは恒例の華やぎのイベントが ファーストレディー(約2名はジェントルマンだが)たちのランチ会。 地元メディアに掲載された上の写真を見ると、 うーん、やっぱり写真の絵になるのはマクロン仏大統領夫人ブリジットさんか。 赤いセーターに白のパ…

雨の築地で悟った「リーズナブルに思う瞬間」

雨のきのうは、お彼岸のおまいりに母と築地本願寺へ。 コレ、なんだかわからないが、なんかスゴイ。お経をききながら、スケール感あるホテルのロビーのインテリアになんか使ったらインパクトあるのではなかろうか…などと考える。 ランチはお寿司。カウンター…

パリのレストランにみるパリジャンたちの「食」の楽しみ方

パリに行くと必ずやることというのがいくつかあるが、 そのひとつが、ミシュランの一ツ星クラスで、地元客でにぎわっているレストランに行くこと。 シェフというのもある種、アスリートと同じで、気力体力満ちたピーク「旬」の時がある。 そのいってみれば、…

ホテルのプレス会見が盛況なとき

きのうは「インターコンチネンタル東京ベイ」のプレス会見に参加。 きょうからスタートする「日本を味わおう第7弾 瀬戸内ー愛媛プロモーション」という愛媛県の食材を中心にしたオリジナル料理の試食会だ。 料理を担当した「ライブキッチン」の佃料理長とも…

築地のお寿司屋さん選びは、ホテル選びにも似て…。

築地市場に近いところにしばらく住んでいたので、築地市場は早朝の散歩コースのひとつだった。場内・場外、くまなく踏破し、一帯のお寿司屋さんもひととおり食べ歩いた。 築地に近いというと、じゃあ、お寿司を食べに連れて行って!と言う人も多く、いろいろ…

サンドウィッチとコーヒーの「マリアージュ」

おとといは大磯でゴルフのコース・レッスン。午後いちスタートなので、お昼は早めにサンドウィッチを。頭はすでにゴルフモードになっているので、クラブハウス・サンドウィッチが食べたかった(というより、作りたかった)が、材料がそろわなかったので、セ…

マイ・サンドウィッチ

忙しいときのランチはサンドウィッチ。ハム、卵サラダなどの一本勝負でシンプルに決める。 食べながら、今度 時間の余裕があるときに作ってみたいサンドウィッチについて考える。口と頭で別々の味を味わう、これをダブルサンドウィッチという。 ああ、作りた…

ワイルド VS ソフィスティケイト

同じ鎌倉でも、エリアによってまったく異なる表情を見せる。 それもかなり細かく分かれており、歩いて5分の距離でも、通りの風情も建っている家も歩いている住人も流れている空気すらもちがう。 まだまだ新参者につき探索の途上だが、これまで踏破したなか…

パリ風サンドウィッチ、そして、ドイツ風サンドウィッチ

これが食べたいと思うといてもたってもいられなくなる。 昔、原宿にオフィスがあったときのこと。 ランチにパリ風サンドウィッチの「ジャンボン」が食べたいと思うと、材料を買い揃えるために時計を見ながら青山界隈を走り回ったものだった。 まず、バゲット…

すべてを凌駕する、もうこれだけでいいコンソメスープ。

昨夜は、帝国ホテルのプレス懇親会。年に一度春に開かれる。 シェフたちの「どうだ!」という自信と渾身の料理が並ぶのでも知られている。 が、私はこのコンソメスープだけで満足。 もう、これだけでいい…この味の余韻、味福をそのままずっと味わっていたい…

なぜか、サンドウィッチとコーヒー

なぜか「サンドウィッチとコーヒー」にひかれる。 大学生のとき、小平の下宿でアーサー・ヘイリーの小説「ホテル」を読んでいたとき、GMセクレタリーの女性の記述で、 「昼になると、クリスティンはいつものようにサンドウィッチとコーヒーを部屋に届けさせ…

これまで生きてきたなかで一番おいしかった生ハム

それは、ポルトガルとの国境に近いスペインの田舎町のカフェで食べた生ハムのサンドウィッチだった。 えんえんとまっすぐ続く道の右を見ても左をみても、見わたすかぎり一面にひまわり畑。長距離バスが休憩で停まったのは、小さな小さな町の雑貨屋を兼ねたよ…